科学、技術、知識の歴史的、哲学的理解への貢献を念頭に置きつつ、インターネット時代の倫理的問題に迫る。

3,800円+税 ISBN:978-4-87424-528-6
2011年8月25日発売
A5判,401頁

【目次】
I. 情報倫理
 1. 知識と犯罪
 2. 情報は誰のものか
 3. 日本国著作権法第31条の倫理的位相
 4. 情報技術者の職能倫理
 5. 情報処理技術の特徴とその倫理的意義
 6. コンピュータ・エシックス? インターネット・エシックス?
 7. 情報倫理とは何か
 8. あと四年で解ける情報倫理の問題
 9. 一般情報処理教育の課題と将来

II. デジタル化と言語研究
 10. テキストデータベースの現状と展望
 11. 電子化された世界の言語問題
 12. コーパスを利用した談話・対話研究のための基礎的研究

III. インターネット
 13. インターネットは来たるべき電子社会の範型たりうるか
 14. 「インターネット」に「次世代」はない
 15. 文化と学術におけるデジタル文書の将来
 16. 情報セキュリティの社会技術序説

VI. 科学技術
 17. 科学研究の国際分業
 18. 大学と産業の協力と大学の理念
 19. 技術の変貌と再定義
 20. コンピュータと人工知能